ビオトープ管理士を目指す方やご自宅にビオトープを作ってみたい方におススメの本を紹介します。
現在NHK趣味の園芸「いきものプラス」という番組が放送されているのはご存じですか?
その「いきものプラス」に講師としてご出演中の日本のビオトープ作りの第一人者 和歌山大学のシステム工学部養父志乃夫教授の本です。
私が養父先生の本をおススメする理由
私が養父先生の本をおススメする理由は単純に先生のファンだからです。
数年前、自然再生士特別認定講習会を受講する際に講師として登壇されて講習を受けたことが養父先生の存在を知ったきっかけです。
生き物の事、里山の事、人間の営みの中での自然との関わりなど短い時間でしたがの沢山のお話を聞くことが出来ました。
例えば「自然環境の母体はお米である⇒お米を作ることによって田んぼをベースにして家や町が出来、祭りが行われ出会いも生まれた。田んぼをベースに人々は助け合って生きていた(・子育て・田植え・水を引くことによって小川を作る)
田んぼはお米を作るだけでなくたんぱく源を運んでくる⇒カエル、ネズミ、トカゲ、スズメ。(そのことによって生態系のピラミッドが完成する。)」
インドネシアの集落などにはまだ昔の日本の里山のような環境が残っているが、日本にはもうこういった暮らしが残っているところはない事。
日本人が米ではなく麦を主食にしていたらこれらの自然はなかっただろう、なぜならば麦は米を育てる時のように水を引く必要がないから。
これは田んぼに水を張り米を育てる事が一年を通して様々な生き物の命のゆりかごになり、日本の自然や動植物の生態系が出来上がったという事でしょう。
このようないろいろなお話は大変興味深かったです。
現場での経験に基づいた知識を淡々と、時にユーモアを交えて話される姿に受講中の眠気も吹き飛びました。
自然再生に関するお話やビオトープのお話は学ぶことも多くお話も大変面白く私はすっかりファンに。
「フェイスブックもやってる」とお話しされていたので厚かましくとも速攻お友達申請させてもらいました。
素人の私のような書き込みにも丁寧に返事を下さって大感激したものです。
それで益々ファンになったのでした。
先生がその講義の時に「ビオトープを作る人がもっと増えてほしい」(いないので依頼が多くて結構断っている)みたいなことおっしゃっていたことをよく覚えています。
ショベルなどの建機を扱えることも重要だとおっしゃっていて「確かに~!」と思ったものです。
机の上だけの考えでなく率先して現場に立たれているからこその発想なんだなと思いました。
自然界は今もこれからの未来も課題が沢山です。
自然環境に正しい知識を持ってビオトープを作れる人材がこれからたくさん増えていくためにも養父先生の書籍は未来のビオトープ管理士を目指す方やビオトープを作ってみたい方の参考となる具体的な技術や心得、ビオトープを作る目的などの参考になると思います。
おすすめの2冊の本
養父先生の本でビオトープに関する特におすすめの本を2冊紹介します!
ビオトープ作りに関わるためには土木の知識・造園・生態系・動植物の知識が必要となりますが、専門の知識がなくとも私たちにできる事は沢山あると思います。
そういった専門の知識をかみ砕いて分かりやすく解説されている本ですので是非ご覧ください。
■ホームビオトープ入門
自宅に身近な生き物を招くためのノウハウが記載されています。
ビオトープというと大げさなイメージがありますが
自宅にあるものやホームセンターで買う事が出来るもので自宅にも生き物を招くことが出来ます。
読み進めるだけでも、生き物のつながりや生態系を学べるものになっています。
一つ一つが写真とイラストで丁寧に記載されていて生き物を呼び込む技がビオトープ作りの初心者でもわかりやすく説明されています。
古い本ですが時代が変わっても本質的な部分は変わらないので現代にも十分応用できる信頼の一冊です。
我が家に生き物を招くってなんだかわくわくしますね。
まさに今NHK趣味の園芸「いきものプラス」の内容と合わせて実践できますね。
私はアサギマダラを家に呼んでみたいです。
■ビオトープづくり実践帳
本格的なビオトープを作るための技術や知恵を学ぶことが出来ます。
ビオトープ管理士を目指す方や、ビオトープ管理士の資格を取得された方のお役に立つ一冊になっていて
具体的な設計方法や、実践方法、用いる植物等の説明がわかりやすく記載されています。
特に植物や生き物が詳しくない人にも、生態系とはそういうものかと納得させられる部分が感じられます。
何十年と培った技と知恵が実践の手助けになる一冊です。
まとめ
小さなことでも我が家に生き物を招くことから始めてみませんか?
生き物の住む場所は海や山や川や池だけではありません。
少し視線を落とすだけで私たちのすぐ足元にも沢山の生き物たちの物語が広がっています。
身近な自然に気づくと「環境とは?」「いきものとは?」の理解が深まるきっかけになるかもしれません。
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