■メダカ

ヤフオク!改良メダカや改良メダカの卵が出品が禁止に!?

2022年8月29日突然メダカ界を震撼させるニュースが飛び込んできました。

ネットオークションサイト「ヤフオク!」でメダカを含む生き物4000種の出品を禁止するとの事。

ヤフオク!ガイドライン細則の改定予定について(動植物) -お知らせ - ヤフオク! (yahoo.co.jp)

 

メダカ愛好家の方ならば一度はヤフオクを覗いてみた事や、購入や出品の経験がある方も多いでしょう。

今後品種改良されたメダカのヤフオクでの取り扱いはどうなるんでしょうか。

この記事ではヤフオク!での今後改正予定の規制とその内容をまとめました。

 

この記事で分かる事

新たにヤフオクの規制改訂の対象となるもの

規制が改訂される日時

規制の対象となるメダカ

改良メダカの出品はどうなる

改良メダカの卵の出品はどうなる

 

突然の事でTwitterやインスタなどのSNSでは大混乱。

情報も錯綜しているようです。

 

ガイドラインの記述も言い回しが難しくわかりにくい部分もありますがわかりやすく結論から申し上げますと、

野生のメダカの出品  NG

改良メダカの出品  OK

改良メダカの卵の出品  OK

となります。

メダカや新たにヤフオクの規制改訂の対象となるもの

オオクワガタやメダカなどの絶滅危惧種に指定されている生き物4,000種の出品を禁止。

環境省が絶滅の恐れのある野生生物の種をまとめたレッドデータリストに記載されている生物の内、絶滅危惧種と準絶滅危惧種が対象となります。

例えば:オオクワガタやオオムラサキ、ゲンゴロウや二ホンザリガニ、メダカなど

また、特定の地域では希少となった生物や普通種でも生態系への影響が懸念されるような乱獲で得られた生物の大量出品や不適切な方法で捕獲された生物も個別に判断して規制するとの事

 

規制が改訂される日時

 

改訂予定日は2020年9月29日(木)となっています。

 

メダカの出品が禁止に?規制の対象となるメダカ

ミナミメダカが泳いでいる

メダカの出品の内対象となるのは野生のメダカ(ミナミメダカやキタノメダカ)となります。

ミナミメダカとキタノメダカは絶滅危惧II類(VU)に分類されています

しかし、ストア出品者であれば人工的に繁殖させた個体に限り出品Ok

繁殖したメダカを出品したい場合はストア出店しましょう。

ヤフオク!改訂画像ヤフオク!ガイドライン細則の改定予定について(動植物) -お知らせ - ヤフオク! (yahoo.co.jp))より引用

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改良メダカの出品は禁止になる?

サファイアメダカの写真

飼育下での品種改良されたメダカは対象外になります。

なので改良めだかはこれまで通りヤフオクで出品可能です。

 

改良メダカの卵の出品は禁止になる?

改良メダカの卵については、これまで通り出品ができます。

ヤフオク細則

ヤフオク!ガイドライン細則の改定予定について(動植物) -お知らせ - ヤフオク! (yahoo.co.jp))より引用

 

9/7に追記された項目によると

出品禁止対象になるメダカとメダカの卵は

キタノメダカ

ミナミメダカ

キタノメダカとミナミメダカの卵

となります。

なので改良メダカの卵はこれまで通り出品ができるそうです。

 

ちなみに・・・大手サイトのメルカリやラクマはすでに生物全般を禁止しています。

まとめ

メダカ愛好家の方やメダカをヤフオクで販売されている方には非常に気になるニュースでした。

現在、情報が錯綜していてヤフオク側からの「ヤフオク!ガイドライン細則の改定」のお知らせの内容だけが現段階の情報となります。

また情報がわかり次第更新していきたいと思います。

 

コロナ過のおうち時間の癒しとして初心者でも飼いやすく美しい改良メダカを飼う人が増えました。

 

メダカはとっても繁殖力が強くあっという間に増えてしまいます。

卵を取って孵化させて赤ちゃんが生まれると嬉しいものですが

それらを全部育てていたらあっという間にお庭がメダカ容器でいっぱいになってしまします。

ちゃんと育てる事が出来ればいいんですが、飼えなくなって川に逃がしてしまう人も。

そんな身勝手な行為も改良メダカブームに比例して問題も多くなっています。

 

メダカは研究によって河川ごとに遺伝子が異る事がわかっています。

例えば神奈川県のメダカを福岡県に放流すると遺伝子の交雑が行われて純粋な福岡県のメダカがいなくなってしまいます。

ちょっと極端な事を言いましたが、同じ県内でも河川が違うだけでメダカの遺伝子の交雑が行われてしまい、地域の純粋な血統のメダカがいなくなってしまうことになります。

現在、改良メダカと野生のメダカの交雑種も非常に問題になっていて、ゆくゆくは地元のメダカもいなくなり遠い未来には地域の自然の姿も変わっていく可能性もあるんですよ。

そしていつの日か改良メダカもアメリカザリガニのように販売禁止になる未来もあるかもしれません。

そういった問題を解決するために現在全国各地の自治体や市民の手で野生のメダカの保全が行われています。

 

ご存じの通り、日本の野生のメダカは現在絶滅危惧種に指定されています。

大それたことをする必要はありませんが、そんなことがあるよっていう事を知るだけでも地域の自然を守るきっかけになります。

改良メダカもきれいですが野生のメダカもとってもかわいいですよ。

足元の小さな自然をいつまでも子供たちに残していきたいですね。

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